ビジネスマンの皆さまへ捧げる読書日記

私が読んだ本のなかで役に立ちそうなものを紹介します

「自分の給料をいまより上げる方法 あなたの価値はこう決まっている」を読んで

著者は木暮太一氏です。

タイトルの通り、今の給料を上げるための行動原則がいくつか挙げられており、こちらを紹介します。

 

 

いまの自分を振り返って「成長し続けているか?」考える

いまの力を出し切って、〝現状維持〟であるならば、より前へ進むためには、それ以上の力を発揮しなければいけません。

 

自分の本業に関わる分野について「自主レン」をする

部活でレギュラーになりたければ、周りよりも練習するのが当たり前です。 周りと同じ練習だけをしている人が「周りと同じように練習しているんですが、なぜ自分はレギュラーになれないのでしょうか?」と言ったら、「それは、周りと同じだけ練習しているからだよ」と返すしかありません。

周囲よりもいい成績を残したいときは、人よりも多く力を注ぐしかありません。 まさに「一生懸命走っていて、現状維持。 どこかほかの場所に行きたいのなら、いまの倍」です。そのための自主レンを、自分はどれだけしているか? 真剣に問うてみるべきです。

 

日々の行動目標を設定し、毎日チェックする

まずは、短期的な行動目標を作るべきです。 これは、「今日何をする、明日何をする」 という具体的な行動の目標です。
目指すところへ行くためには、長期と短期の 2 つの目標を設定することが非常に重要です。

 

カネを稼ぐ「外向きの仕事」をやったか自問自答する

自分の仕事を記録して〝棚卸し〟することで、内向きの仕事ばかりに追われていないか、をまず確認します。「今日は、カネを稼ぐための外向きの仕事をどれだけやったか?」 を毎日自分に問いかけます。

 

社内で目の前の仕事に集中する

会社の業務をないがしろにする人は、一生なりたい自分になれません。 会社では、会社内の自分の仕事を、精一杯考えなければいけないのです。

 

会社を出たら「将来のこと」を一生懸命考える

会社を出たら、「目の前の仕事」を忘れるべきです。その代わりに、「将来のこと」を一生懸命考えます。 職場でよりよい成果を上げられるように自主レンをしたり、経営者の視点から幅広い視野で自分の業務を考えてみたり、もしくは、自分の将来のためになることを考えるべきです。

著者は、次のように述べています。

僕は、サイバーエージェントに勤務しているときから、 出社前の1時間と帰宅前の1時間を、勉強の時間にあてていました。 さらに、リクルートに転職してからは、行き帰りの通勤電車でグリーン車に乗り、追加で2時間を自分のために確保しました。 勉強したのは、経済全般について、企業経営について(リクルートで、ベンチャー企業への投資業務を担当していたため) などです。

 

目標を達成するまでは「ワーク・ライフ・バランス」を考えない

もし将来はこういうことをしたい、こうなりたいという思いがあるのだとしたら、それにたどり着く目途が立っていないうちから「ワーク・ライフ・バランス」を考えるべきではありません。

 

「自分が納得いく結果」を出せたら周囲にきちんと自己アピールする

自分がそれをできるのであれば、「できる」とアピールしなければいけません。 自分にいいアイディアがあるのなら、それを発信しなければいけません。 自分が誇りを持てる結果を出せたなら、周囲への感謝とともに、自分も胸を張らなければいけません。

この「意図」「行動」「結果」の3つがそろった場合、それは納得できる結果として、アピールすべきです。 黙っていても周りが気づいてくれると思ってはいけません。アピールをしなければいけないのです。

 

仕事をして「実り」を得たら、次の仕事に再投資する

「仕事の報酬は仕事」=仕事の評価をお金で受け取らず、その代わりに〝チャンス〟をもらう。そして次のより大きな仕事への再投資とする。

仕事の報酬を「次の仕事」(次のチャンス) で受け取るのが、労働を再投資するという考え方なのです。

企業人として考えるならば、たとえ「割に合わない」と感じても、将来につながる仕事であれば、どんどん引き受けていく、ということになります。

 

経済を知って「業界の先行きを見通す力」を鍛える

見通す力とは、特定の企業の利益推移や株価など、細かいことではありません。 大まかな流れを推測することです。 それには、いくつかの視点で見なければいけません。

役に立つのが「 PEST 分析」 です。
PEST とは、 政治的(P=political)、 経済的(E=economic)、 社会的(S=social)、 技術的(T=technological) の頭文字を意味しています。この4つの視点から環境をマクロ的、網羅的に見ていきましょう、というフレームワークで、もともとマーケティングに活用されている視点です。 世の中の流れをこの 4 つの視点に分解し、それぞれの視点から、その業種やその会社への影響具合を推測するわけです。

 

自分が「積み上げてきたもの」に注目する

「自分には何もない」と思っていても必ず何か持っている、ということです。 そして、自分で気づかなくても、 それが役に立つ現場がある、ということです。つぶしがきかない、ほかの業界では何の役にも立たないと思っているのは、もしかしたら自分だけかもしれません。というより、「気づいていないのは自分だけ」だと思います。

自分が持っているもの、自分がこれまで身につけてきたものを発掘するのは自分しかいません。 自分で見つけるしかないのです。

 

自分の枠にとらわれない

いまの仕事では不安、かといって何をしたらいいのかわからない。そういう悩みを抱えている人が多いようです。もし、自分には何ができるのか、どの道に進めばいいのかに迷ったら、この「ハリネズミ思考」 に当てはめて考えてみてください。

  • 情熱を持って取り組めることは何か
  • 自分が世界一になれることは何か
  • 経済的原動力になることは何か

 

現実的に考えるのではなく、理想像を描いてください。 こういうことができたら、「商圏で一番」と言えるだろうな、こういう能力があったらお客さんがお金を払ってくれるだろうな、というゴールを思い描くのです。 そして、 その理想像と現実を見比べて、足りないところがあれば、それを埋める努力をします。「これから」するのです。

 

好きなことの前に、「すでに評価されていること」を考える

「好きなことに取り組んでほしい」と思う一方で、「最初は、好きなことから考えてはいけない」と敢えてお伝えします。 では、どこから考えればいいのか? それは、「人の役に立ち、お金になること」 です。

だから、自分の道を選ぶ際には、まず「他人から評価されて、お金をもらえる分野」に目を向けたほうがいい。

 

求められている結果に対して覚悟を持つ

自分で約束できる内容を自分で決め、それは確実にこなすという約束をしてください。 その覚悟があなたを成長させ、あなたの評価を上げていくことになります。

 

求められている結果を言語化、数値化する

求められていることに対して覚悟をもって取り組めば、必然的にあなたの評価は上がり、あなたの「市場価格」もどんどん上がっていきます。ただ、その前に、求められていることを〝言語化〟して捉えなければいけません。 

仕事には数字化が必須です。「なんとなく雰囲気がよくなった」「働きやすくなったと言っている人が結構います」では、その課題が解決されたかどうか判断することすらできません。あなたの市場価値を上げ、給料を上げていくためには、「言語化、数値化」 は避けて通れない道です。どれなら数値化できるか? を徹底的に考え、その数値を達成できるように覚悟を持つことが大切です。

 

常に「出口」から考える

常に目的に忠実であれば、それは「戦略的」です。そして、戦略的であれば、最短で目的にたどり着くことができます。そのために必要なのが「出口から考える」 ということです。 出口から逆算すれば、不要な行動はとらなくなり、目的地に最速でたどり着くことができます。

 

目標を定め、 10 年かけて自己内利益をプラスにする

それは、「自分は、どんな働き方をしたいのか?」 です。 目的地を決めなければ、どこにもたどり着けません。経営でも、「目標」を定めなければ、何も実現できません。まず、自分がどこに向かいたいのかを明確に定義しなければいけないのです。

 

 

自分の給料をいまより上げる方法 あなたの価値はこう決まっている

自分の給料をいまより上げる方法 あなたの価値はこう決まっている