ビジネスマンの皆さまへ捧げる読書日記

私が読んだ本のなかで役に立ちそうなものを紹介します

「がんばるよりも、まずは一目置かれなさい:ビジネスと人間関係で軽く扱われない基本」を読んで

著者は、フリーアナウンサーで、ご自身で会社を経営されている方です。

 

では、早速始めます。

 

ほめ番長になる

「ほめる」というのは、相手の良い部分をすくい上げて、相手の行為は信頼を勝ち取る行為であり、あなたを印象付ける絶好の機会。

  • 称える 「あの気難しいクライアントの案件をまとめてくるなんて、さすがですね」
  • 感謝する 「言いにくいことを注意してくださって、ありがとうございます」
  • 認める 「この資料、グラフを使ったんですね。売上推移がよくわかり、とても見やすいです」


① 具体的に ② 誰でも ③ 気づいたらすぐに 伝える。

 

20の微差を実践する

  1. 前日に翌日のスケジュール確認を済ませる
  2. 必ず名刺入れの名刺の残りの枚数をチェックする
  3. 出社するまでの間、歩きながら街並みの変化や人の観察をする
  4. 自分から相手の目を見て、明るく元気に挨拶をする
  5. 目を見て笑顔で話す
  6. 1日1回は必ず人をほめる
  7. 会話を「聞く」ことに集中する
  8. 否定をしない
  9. テンポ・リズム・抑揚・間を考えて話す
  10. 人に対して先入観を持たない
  11. 些細なものほど、借りたものを必ず返す
  12. 遅くとも始業10分前には着席して、スタンバイ完了する
  13. 会議やミーティングでは必ず発言する
  14. 直接、仕事で関わりのない人にも挨拶をする
  15. 話題となる情報をキャッチする
  16. 結論から話す
  17. 「合わせ番長」をやめる
  18. 初対面の人と話すときは共通点を探す
  19. 初対面でも、自分が感じた印象をプラスのストロークで相手に伝える
  20. 理不尽なクレームには「できない理由」ではなく、「要求を受け入れるための条件」を示す

 

相手との関係性を好意的に表現する

多くの味方を持つ人は、相手との関係性作りが上手です。それは「相手との関係性を好意的に表現する」ことを上手にできているから。

※ 気をつけるべきポイント

  • 事実から外れることを言ってはいけない
  • 具体的・客観的に表現する

 

先手を取る

何事も「最初に」「自分から」を心がけると、気持ちに余裕が生まれ、自分自身が気後れせずに済むのはもちろん、好印象を勝ち取って自分に有利な局面を作り出すことができる。
例えば、一番に出社したり、待ち合わせ場所に相手よりも先に着くことは、段取りを考える余裕を生み、心理的優位に立つことができる。

 

お返しを心がける

お返しを心がけると、出遅れた分を取り戻すことができる。

相手に先手を取られたときは、ごく当たり前の返事にプラスして、相手を気遣う、ほめる、感謝する、といった言葉を加えてみる。

「よろしくお願いします」

→「よろしくお願いします。今日はお時間を作ってくださってありがとうございます」

「お疲れ様でした」

→「お疲れ様でした。明日もまた頑張りましょう」

「これ、やっておいてくれた?」

→「はい、この分野は初めてだったで、勉強になりました」

 

リレーション作りを怠けない

企画がいつも通らない、意見を聞いてもらえない、軽く扱われるというのは、周囲と自分との間のリレーション作りがうまくいっていない証拠。
周囲の人たちや特定の相手とリレーションを築くには、一人ひとりとの「レール作り」が欠かせない。
企画や意見を通すには、相手との間にレールを敷いて、電車が走りやすいようレールを整備し準備する。
素晴らしい意見やアイディアをひねり出すのも、周囲とのリレーション作りも50対50、同じ比重で行うこと。

仕事でもプライベートでも、自分の意見や都合は、ゴリ推しするだけでは通らない。無理やり通りたとしても、周囲の反感を買うだけ。特別に相手と親しくならずとも、レールを敷くことを心がけるだけで、仕事や人間関係は格段に楽になる。

 

信頼できそうという空気を自分でお膳立てをする

約束を守ることの積み重ねが、信頼に繋がる。

仕事を始める時の報告

途中経過の報告 連絡を先延ばしするのは信用を失う。

仕事を完了した時の報告 「これでよろしいでしょうか。何かあったら修正しますのでおっしゃってください」

 

誠実な仕事ぶりを認めてもらう報連相のコツ

「聞かれる前に自分から」が基本

上司や先輩など「相手目線」で考える。

相手の立場に立ち、「どうなってる?」と聞かれる前に、報連相をするよう心がける。

 

報連相のタイミングを自分で作る

話を聞いてもらう空気を自分で作らなければいけない。

上司にとってベストなタイミングになるように、自分が段取りをする。

用件と所要時間を前もって告知することで、その話題にチャンネルを合わせ、心の準備をできる。

きちんと話を聞いてもらいたいとうい空気を作ると、上司も「ちゃんと対応しなくては」という心構えが生まれる。

 

「どうすればいいですか」は NG ワード

正解をもらおうとしてはいけない。

「自分はこの方法がいいと思います。なぜなら・・・」という自分の判断とその理由を付け加えることができれば、さらに評価は高まる。

選択肢+自分の判断+その理由

 

語尾で説得力を出す

発言に説得力をもたせたいなら、言葉や文章の語尾を自然に下げるのが基本。

正しくかつ聞きやすい日本語は、もっとも音が高いのは文頭で、徐々に音程は下がってきて文の終わりで下りきる。

高から低へと音が下がっていくことで、「そろそり文が終わりますよ」と相手に知らせている。

 

敬語に気をつける

「いらっしゃいます」は尊敬語、主語は相手

「ございます」は謙譲語、主語は自分 「サザエでございます」

誤「いかがいたしますか」

正「いかがなさいますか」

「いたす」は「する」の謙譲語。「(私は)いかがいたしましょうか」と自分が主語の時に使う。

誤「拝見させていただきます」

正「拝見いたします」
「させて」は許可を求める時に使う謙譲語

 

否定をしないコミュニケーション術

相手を否定せず、主張していくスキルを身につける

相手の言い分がどんなに正論でも、人は頭ごなしに否定されたり、意見を押し付けられたりすることを嫌う。

だからと言って、無理に同調することもない。自分の意見を、相手を否定しない形で話すスキルを身につければ良い。

相手の意見に異論がある場合でも、一旦は受け入れる。

「なるほど、そんな考え方もあるんですね。ただ、これだと取引先は納得しにくいかもしれません。こういう方法は、いかがでしょうか」

相手は「自分の意見を否定されているのではなく、改善点を提案してくれているんだ」と受け止めることができる。

 

立場も変われば意見も変わります。自分にとっての正解が、相手にとっても正解だとは限らない。必要とされているのはチームや組織、クライアントにとっての正解。どちらが正しい、間違っていると互いを否定し合っていては物事がちっとも前に進まない。

大切なのは、自分の意見を通すことではない。ベストな解決に向けて、建設的に前進していくこと。

 

おうむ返しで会話を弾ませる

オウム返しは、相手の言葉を繰り返すことで、「ちゃんとあなたの話を聞いているよ」と共感や承認のサインを送れる話し方。

オウム返しをしようと思うと、自ずと相手の話を集中してよく聞くようになり、一石二鳥。自分が話そうと力むのではなく、相手の話を膨らませてあげるテクニックを磨いて相手の信頼を勝ち取る。

 

感情のない「そうなんですか」を封印する

「そうなんですか」という言葉は、会話が盛り上がらない元凶。
せめて「そうなんですね」「そうだったんですね」と相手の気持ちを受け止める言い方に変える。

 

「なぜならば」をはっきりさせて「苦手な人」とも付き合う

「なぜならば・・・だから」と苦手な相手を付き合う理由を、はっきりさせる。
付き合う理由をはっきりさせると、苦手な相手を「好き嫌い」ではなく、自分にとって「役割」で捉えることができ、ストレスが減る。

 

軽く扱われない注意の仕方

注意をした相手から思うような反応が得られないからと、働きかけをやめてしまうのは「言動がブレている」ということ。
大切なのは、継続性と一貫性を持つこと。
一旦注意をしたのであれば、相手が受け入れようが受け入れまいが、その都度注意をし続けていく。
これは、自分の継続性と一貫性をアピールできる機会である。
軽んじられる存在から脱皮をしたい時は、相手の出方次第で自分の態度を決めるのではなく、自分の態度を自分で決める覚悟が必要。

 

相手を動かす注意の仕方

人格と行動を分けて考え、行動に的を絞って注意する。

行動に的を絞ると、相手も注意を受け入れやすくなる。

 

理不尽な要求を突きつけられた時の交渉術

「できない理由」ではなく、「受け入れるための条件」を考える。

相手の要求を「受け入れるための条件」を伝え、落とし所を見つけていく。