ビジネスマンの皆さまへ捧げる読書日記

私が読んだ本のなかで役に立ちそうなものを紹介します

【 ゲーム理論 】 ゲーム理論とは

ゲーム理論について書きます。

今回のゲーム理論の勉強で参考にしたのは、次の本です。

 

ゼミナール ゲーム理論入門

ゼミナール ゲーム理論入門

 

 

入門 ゲーム理論と情報の経済学

入門 ゲーム理論と情報の経済学

 

 

 

最初に、ゲーム理論 とは何でしょうか。

ゲーム理論とはどのようなものか、その定義からまず入らせていただきます。

ゲーム理論とは複数の意思決定をする主体が、その意思決定に関して相互作用する状況を研究する理論である。
意思決定をする主体が 2 つ以上あり、それらが相互に影響を及ぼし合いながら意思決定を行うときに、どのように行われるか、またはどのように行われるべきか、について考察するのがゲーム理論である。

ゼミナールゲーム理論入門』渡辺隆裕

 

ゲーム理論はゲームの状況を分析するわけですが、このゲームの状況は、「自分の利益が相手の行動に依存し相手の利益が自分の行動に依存している時」と定義すると…
ゲームの状況では、一般に相手の行動によって自分の取るべき一番よい行動が変わってきます。そこでは相手の出方を予想して自分の取るべき行動を選ぶ必要が出てきます。ゲーム理論はこのような相互依存関係の中で何が起こるかを分析する学問です。

入門 ゲーム理論と情報の経済学』神戸 伸輔

 

 

上記の定義からすると、相手がいない状況、意思決定の主体が 1 人のみの場合は、ゲーム理論の分析対象にはならないことが分かります。

ゲーム理論の分析対象にならないとはどのような場合でしょうか。

例えば、以下のような場合は分析対象にはなりません。

  • 「雨が降りそうだが、傘を持っていくべきかどうか」
  • 「今日の昼食を蕎麦にするか、うどんにするか」
  • 「車を購入しようと思うが、A 車にしようか、B 車にしようか」

 


しかし、次の場合を考えた場合は、ゲーム理論の分析対象になります。

  1. 「車を購入するとき、どのくらいの価格で購入すべきか」
  2. 「私は燃費が良い車を欲しいが、妻は荷物を多く積める車を欲しがっている。予算が限られているため、どちらか 1 台のみ購入できる」

1 番は、購入者だけでなく、車の販売店の意思決定問題でもあります。だから、ゲーム理論の分析対象になります。

2 番は、自分と奥さんの意思決定の問題です。

価格やどの車かといった不確定な要素は、自分と同じように意思決定をする主体の影響を受けて決まります。


この意思決定を行う主体というものは、個人、チーム、企業、国と様々あります。

具体的にどのようなものがあるかというと、

  • 野球で相手チームの先発投手によって、自分のチームの先発選手の意思決定が影響される
  • ライバル会社の新製品の開発によって、自社の新製品の価格の意思決定が影響される
  • 貿易相手国の関税の引き上げによって、自国の関税の意思決定が影響される

といったことが上げられます。


最後にまとめると、

ゲーム理論とは、日常だけでなく、経営の戦略、外交の政策といった様々な領域において、複数主体による意思決定の問題を分析対象として扱う科学であると言えます。

 

 

簡単ではありますが、今日はここまでにします。

私の頭脳のペースに合わせて記事を更新していく予定であるため、進捗は亀よりも遅いと思われます。。。

 

ではでは〜